この度ファブラボ品川は一般社団法人 ICT リハビリテーション研究会と連名で科学技術振興機構 (JST) が主催する令和6年度「STI for SDGs」アワードにて「科学技術振興機構理事長賞」を受賞しました。
JSTから公表されている受賞理由がとてもありがたい内容ですので転載します.
<受賞理由>
本取り組みは、高齢者や障害者など、個別の困り事を抱えている人々が必要とする「自助具」の作成を、より簡単に、かつより使いやすい形でオープンに作り出す仕組みを実現している。弱者の視点を持っている作業療法士と、技術を保有するファブラボの連携により、これまでになかった価値を生み出せている点でも、SDGsの理念をよく反映した活動である。特に、困り事を抱えた当事者を“Need Knower”と位置付け共創している点は、パートナーシップの面でも素晴らしい。
多様な人々が平等に活躍する場を提供するために有効な取り組みであり、SDGs目標4のみならず8、9、10、12の達成への貢献が期待でき、かつ他の目標達成を著しく損なうことのない活動として、選考委員会において科学技術振興機構理事長賞にふさわしいと判断された。